2007年5月 1日

トラックバックスパム対策その2 ~mt-tb.cgiを偽る~


 トラックバックスパム対策 ~<$MTEntryTrackbackData$>を削除する~は、暮らしのしおりの他、ワタクシが管理しているあのブログでも施している策ではありますが、これだけではトラックバックスパムはなくなりませんでした。
 というのも、「Trackback Auto Discovery」という情報は消してもトラックバックURLはバッチリ記載しているわけで、スパマーはトラックバックURLを自動的に探っているようです。探る方法は如何様にもなる訳で、Movable Typeをほぼ標準仕様のまま利用していればトラックバックURLもパターンマッチングで抜き出せて当然といえます。

■前置き
 大半のスパマーはブログから機械的にトラックバックURLを抜き出しているでしょうから、これらデジタルに対抗するにはやはりアナログですよ。 トラックバックURLをそのままでは利用できないように一部手を加えたURLを記述しておき、正しいトラックバックURLに直さないと使えないようにしておくのです。スパマーではない方にはひと手間作業をして頂く事になる点が大変心苦しいのですが、とても有効だと思います。
 そして、ワタクシの経験上、Webサーバーのアクセスログを見る限り、スパマーのシステムはトラックバックスパムが送信できたか否かを判断しているものもあるようで(←あくまでも推測です)、日々一部手を加えた誤ったトラックバックURLでスパムが送信されてきますが、その後送り続けられる(増大する)ことは今のところありません。

 この手の策が施されたブログサイトをいくつか拝見したことがありますが、自ら策ってみたところ迷惑トラックバックに振り分けられるトラックバックも皆無です。いつまで有効な策であるかは未知ですが、現在のところ快調です。


■対策方法(Movable Type)
トラックバックスパム対策 ~<$MTEntryTrackbackData$>を削除する~との合わせワザでの手順です。

 1.テンプレートから<$MTEntryTrackbackData$>というタグを消す。
  → ご利用のテンプレートによりますが、「エントリー」「カテゴリー」「日付」「インデックス/メインページ」の4つのテンプレートに埋め込まれています。

 2.偽りのmt-tb.cgiを指定する。
  → 「mt-config.cgi」のTrackbackScriptにスクリプト名が記載されています。こちらを例えば「mt-tb.cgi」→「MT-TB01.cgi」というように偽りの名称を指定する。

 3.既にスパマーに知れ渡ったスクリプトを無効にし、かつ、実ファイル名を上記2の偽りのファイル名を考慮た名前にを変更する。
  → 現在まで使用していた「mt-tb.cgi」はスパマーに知れ渡っています。この実ファイル名の使用をとりやめ、上記2の偽りの名前を考慮して例えば「mt-tb01.cgi」にする。
  → ローカルでファイルをコピー(リネーム)して作成しアップロードした場合は、属性(実行権限)を再確認しましょう。

 4.トラックバックURLを出力するテンプレートに、正しいトラックバックURLへの変換方法を記載する。
  → トラックバックURLを書き出す<$MTEntryTrackbackLink$>タグを探し、このタグの前後に読者がわかるように正しいトラックバックURLへの変換方法(説明)を記載します。偽りのトラックバックURLは「http://xxx.xxxx.xxxx/cgi/mt/MT-TB01.cgi/1234」のようになりますので、これを正しいトラックバックURL「http://xxx.xxxx.xxxx/cgi/mt/mt-tb01.cgi/1234」に変換する方法を記載すればよいでしょう。

 5.上記1、2、4の当該ファイルをサーバーにアップロードする。
  → サーバーのファイルを直接編集した場合は必要ありません。

 6.エントリーを全て再構築する。

 7.トラックバックURLが上記2で指定した文字列となっていることを確認する。

以上で作業は終了です。最後に、トラックバック送信テストを行い、動作確認しましょう。

■注意事項
 ・とあるブックマークレットなど「Trackback Auto Discovery」を利用した機能が使用不可能になります。
 ・上記「例え」はワタクシの環境(サーバーOSがLinux)を前提としています。つまり、ファイル名として大文字小文字を区別することを前提としています。Movable TypeをWindows+IISで動かすこともできるようですが、Windows+IISの場合どのような挙動となるか未調査(未検証)です。


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