2006年2月 8日

だって部屋っぽい土間なんだもん


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面白おかしく書き始めた『育児な家』のカテゴリー。

育児世代の家づくりを一般の人向けに書くつもりが、見に来られたりコメントをくださる方々がギョーカイの真面目な方々が多くなって、面白おかしく書いていると、お叱りさえ受けてしまいそうなムードすら漂っていたり…。なぜにこうもプロの方が…。設計とかしてる方々って、モニタの前で日中ずっとひとりで座っていて、話し相手がいないんでしょうか。あっ。これも冗談なので真面目に怒らないでおやさい。じゃなくてください。

「土間が欲しい」。

最初の頃、家を設計してくれる人を探していたとき、そう言うと、「ナニ言ってんのこのヒト」という感じでスルーされてしまいました。もちろん出てきたプランは、どれも土間なんか入ってなくて。

でも、今つくっている家には土間があります。えぇもう土間にしてもらいましたよ。
ところが、土間っていうのが、それぞれ理解が違うわけで。

建築家さんの考えは、もともと1階の土間と外玄関がゾロで、土間は玄関の一部、だから土間は玄関。ホントに建築家という種類の人は、ゾロ好きです。ゾロってなんなんスかね。ナニ語なんスかね。なんか高さが揃ってるんだということを言いたいような気持ちはわかりますけどネ。もうできることなら1階すべてゾロってたいのが建築家という人たちの習性なんでしょう。
ところが、かあちゃんの土間は、玄関の一部じゃない。部屋。
土間って言って通じなければ、そこは作業場、工作室。土間は土間で、玄関じゃないんだもん。

子どもがモノづくりをしなくなったとかよく言うけれど、じゃあ家の中のどこで工作をすればいいのかな。ちょっと木を削るとか、凧揚げの凧つくるとか、鞄とか修理してみるとか、切ったり貼ったり塗ったりすることはいっぱいありそうなのに、そういうことする場所が今の普通の家の中にないんだよね。場所がないんじゃ作業しなくなるわけで。きっと昔は縁側とかあって、庭先でつくったんだろうけど、今はそういう場所って東京のほとんどの家にナイわけで。

縁側はつくれないのは仕方ないよね。そんな東京の環境でもないし。だからね、土間をつくって、そこでちょっと作業できたらいいじゃない。かあちゃんだって、もちっと時間があれば、フラワーアレンジメントのひとつもつくったりしたいわけ。土間だったらそんなこと、汚れたりするのを気にしないでできるじゃない。夏なんか涼しくて勉強部屋にもいいよね。
だからね、土間という部屋をつくりたいわけさ。玄関の一部じゃなくってさ。

おかしいかな? だって、土間って「間」って言うくらいだから 部屋 だよね? 「次の間」とか言うじゃない。
何かヘン? 土間っていう部屋ってヘン? ヘン?

というわけで、土間から2階への階段が伸びていく予定だったのを、土間から一段上がったところで階段が始まるようにしてもらいました。段差があったっていいでしょ。そこに腰かけたりできるし、昇りやすいし、ゾロってればいいってもんじゃない。これで土間はひとつの部屋っぽくなります。玄関じゃないので、土間は靴を脱いで入る部屋です。まぁべつに靴を履いて入ってもいいんだけれど、それでも部屋です。部屋なんです。

でも、土間をつくったのは、狭小住宅では正解だったような気もします。だって、家をつくるための作業スペースももともと小さいわけですから、もし土間がなければ、大工さんの作業の場所はもっと狭くなってしまっていたからです。
この土間は、家が出来上がる前から、もうすでに作業場として活用されちゃっているというわけで。
雨も降り込まないし、風が吹いても寒くないし、建材とか置いておけるし、イイ感じ。

設計を始める前は「土間???」というかんじの建築家さんばかりだったのに、なんだかこのごろ土間のある家ってハウスメーカーでつくりだしたり雑誌に書かれたりするようになってます。おぃおぃ、かあちゃん、そういうの見ないで孤独に土間のある家を考えたのになぁ…。日の当たらない存在だった土間がメジャーな存在になっちゃって、「土間」と言って冷たくあしらわれたりしたアタシは何だったんだろ…。ていうか、このブログを読んで「土間のある家、いただき!」とか思われてたりなんかして…見に来られる方々からすると、あながちそれって冗談とも言えなかったりなんかして…。だって設計とかしてる人って、モニタの前で日中ずっと…。

土間 - Wikipedia


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コメント[4]

素人で失礼しま~す。(笑)
そうそう『土間のある家』ってコピーつけてるメーカーありますね。
うちの場合はオリジナルの思いつきでなくて住宅展示場巡りしてたときに
「へぇ~こういうのもアリなのか」と思ってパクったクチです。
っていうか土間というほどの広さがなく“玄関の脇のほう”程度で
冬場はペレット置き場になっちゃうと思います。
junさんのおうちはさまざまな思いが注ぎ込まれていてロムするの楽しみです。

いやぁー、私も素人なんですけどねぇ…家のつくり手側ではないですから…。

土間にはペレットストーブ置くつもりです。で、土間に蓄熱できるかな、なんて夜中にひとりで考えたりしたんです。でも、この間たまたま雑誌を見たら、土間蓄熱が載ってるんですけど…アレ。

土間は、もうそうとう前から欲しいと思っていたんです。10年は前から思っていました。一番の理想は、リビングの一角が通り庭で、前庭と裏庭に土間が繋がっていて2ヶ所に抜けられるんです。で、裏庭が意外と日当たり良かったりして小さなハーブ園があったりすると素敵だなぁ…。

そういえば、「ロムする」って言葉、最近トンと聞かなくなりましたね。

junさんの「土間」に対する思い、こんなにも熱い思いがあったんですね! 確かに最近、「土間のある…」なんてキャッチフレーズ見かけたりしますけど、そこに住む人の思いがなければ、ただの物置になってしまいそうな気もします。
作業場、工作室。うん、うん。いいですねぇ。
私も子供の頃は、昔ながらの、土間があって縁側があって庭のある家に住んでいました。だからかどうか、のこぎりやカンナも小学生から使っていましたし、モノづくりは今でも大好き。
一方、町中のマンション育ちのダンナは、くぎ1本打ちませんね。
こんな家に育ったら、アトムくん、ホントに大工さんになっちゃうかも。^^

ranrunrinさん、ありがとうございます。

うーん。なにか自然に土間が欲しかったんですよね。

たしかに! ただの物置になる可能性大ですよね。子どものいる家とか、趣味がある(サーフィンとかアウトドアとか)家とかでないと、うまく使えないものなのかも。
と言っても、ウチも引越しして当分は未整理の荷物置き場になる可能性大です。とほほ。

少し前に「ジクソー使ってみたぁい」と息子が言っていました。大きくなったら、大きな家を建ててもらおうかな(笑)。

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