2005年9月27日

家、ここまでのまとめ


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さて、見積りが長引いているので、ここらへんでちょっとまとめをしておこうと思います。

築30年の古家つき土地を見つけた私たち、坪数が20坪に若干満たないなどということで狭小地という扱いで割安です。しかも、その土地のあった場所は「もし、ここらへんに家が持てれば…」と、それはもう日々念じてやまないような理想的な場所でした。子どもを持って必要になったのは、子育てしやすい環境であること、駅が近いこと、公園が近いことでした。滅多に土地が売りに出る場所ではありません。土地の広さ狭さとかいうよりも、立地で決めた物件でした。

古家は解体してしまってもよいのですが、かねてよりセルフリノベーションに興味のあったかあちゃんは、ちょっと古家に住んでみようかとも思いました。昔ながらの柱の見えるじゅらく壁のお家です。畳です。障子です。襖です。それまで何件か見た新建材ばっちりの建売住宅よりも何倍も魅力的に思えました。状態がどうなのか、リフォーム会社さんなど何社かに家をみてもらいます。ところが、雨漏りとシロアリのせいで、柱が1本腐っています。しかも角の柱です。これをつけ直すのには、それなりに手間がかかります。金額も百万単位でかかります。長い目で見ると、リノベーションは諦めた方がいいだろうということになりました。

ところで、かねてよりかあちゃんは狭小住宅にもたいへん興味を持っていました。さんざん頭の中でシミュレーション済です。古家を解体して、知恵を絞ったような家を建てようと思いました。この土地は、もともと長屋のあった土地で、うなぎの寝床型です。「長屋」という言葉にときめきを感じました。
この土地には遺跡が埋まっているので、調べるために早めに解体しなければなりません。いざ古い家を解体すると、井戸が出てきました。しかも、生きている井戸です。もう、買った土地から石油か温泉が湧いたような気分です。いったい、この土地には何万年のあいだ人が住み続けてきたのでしょうか。ロマンです。

さて、やはり建築家さんに設計を頼もうと思います。でも、狭小住宅というのは好きな方は好きですが嫌がる方は嫌がります。手間がかかるからです。しかも、普通割高になる建築家さんの設計による狭小住宅を、建売住宅と同じくらいの価格で建てられないだろうかと思いました。というのも、はっきり言って、近所で売っている建売住宅はどれもかしこも狭小で、どれもかしこも似通ったプランだったからです。儲かるように「高級感」のある高機能な設備をてんこ盛りにして、力にモノを言わせてガツガツ建てて、稼ごうとしているのが見え見えです。でも、もうそんなもの、売れないでしょうに。買う気もしないわけです。
「こんなところにお金をかけてる家を買うくらいなら、自分の好きなところにお金をかけた家を建てる方が、よっぽどいいよ」。

---つづく

いま『住育』を考える - [住まいを考える]All About
住まいが変われば世界が変わる、のだそうです。


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コメント[4]

見積り中みたいですね。
楽しく夢を持ち続けてくださいね~♪
一先ず良い見積りになりますように!

わ、ひなよしさん、コメントをありがとうございます!

ひなよしさんのブログは、宝箱みたいで、とっても楽しいです。東京の木やペレットストーブにも、興味を持っているのですよ。それをいろいろ知ることができたのも、ひなよしさんのブログのおかげです~♪
ほんと、良い見積りになるといいですー。

こんばんは。
今日のエントリーに引きずられて、気づいたら「育児な家」の過去ログを一気読みしてました。
すごいパワーですね!
わくわくしますね!
実は私も20世紀には建築の世界にいたのですが、“家づくり”に関しては全くの素人同然。自分の勉強不足を恥ずかしく思いながら、住み手としての家づくりの一面一面をとても興味深く拝見させていただきました。
つづき、楽しみにしています~。
がんばって下さいね。

ranrunrinさん、コメントをありがとうございます!

そうなのですか。建築関係をされていらっしゃったのですか。どうりで作品が素晴らしいですね。
私も建築の世界にいたのは20世紀です。だから、最近のことはもう疎くて…。自分が家つくるのも初めてですし。ていうか、もうなにもかもあれもこれも忘却の彼方です。

いやいや、地球の規模からすれば、奮闘しているのも、ちっちゃなことなんですけどねー。

読んでいただいて、ありがとうございました。

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