2005年7月 2日

ジャングルジムに住みたい


sketch.jpg
次のプランが送られてきたのは、それから2日後だった。

すごいペースだ。もっとも、もうすでに土地がある状態のウチにとっては、早ければ早いほどありがたい。プランへのコメントを細かく建築設計事務所Sさんにお伝えするために、キーボード叩いてざっとメールにまとめる。返答をいただく。もっと詰めて考えて、返事を書かなければ。ぞうきん絞って最後の1滴また絞るがごとく考える。ウランのオムツをかえながら考える。アトムを幼稚園に送りながら考える。

ラーメンに乗ってるナルトってある。あの形を、文字だけで説明できる人っているだろうか。形を文字で伝えるのって、限界がある。Sさんからの返答には、メールの文字だけではわかりずらかった部分をスケッチして欲しいとあった。す、すけっち…。
ものの本など読むと、スケッチなるものを描くのは建築家さんの方と相場が決まっているような気がしないでもない。でもほかならぬ自分の家なんだし、自分でもいろいろ描いていたことがこのブログでもばれているし、描けませんとは言えませんというわけで、育児な毎日で、すっかりなまっている腕で、ちょこちょこと描く。

描いたものをとうちゃんがスキャナでスキャンしてメールに添付してSさんへ送る。メールでの問答もエクセルの表にとうちゃんがまとめたという。おお、まるでどっかのプロジェクトみたいだ。

最初から、かあちゃんが持っている家のイメージ、「体育館みたいな倉庫みたいな家」のほかに、もうひとつイメージがあった。「ジャングルジムのような家」。

このごろ公園ではあまり置かれなくなったジャングルジム。一番下の段に陣取って、地べたにいろいろ描いたり石とか並べてみたり。一番上の段に昇ってジャングルジムを征服したような気分になってみたり。真ん中あたりの段で2、3人が寄り集まって腰かけて集会してみたり。斜めに渡って嫌がられてみたり。好きな場所に陣取って、いろいろなことを思いながら、夕方暗くなるまで長い時間を過ごしたジャングルジム。好きな場所で好きなように過ごしているのに、ジャングルジムで遊んでいる他の子たちと仲間になれているような気がするジャングルジム。そんな家。

また2日ほどでプランが送られてきた。
横から見た形が、まるでジャングルジムみたい、と、かあちゃんは思った。


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