2005年4月27日

リフォーム見積り


立地で選んだ土地にあった古家。リフォーム会社3社に見てもらう。

立地を優先したので、その土地にあるのは典型的な都会の狭小住宅だ。面している道路は広いけれど、間口が狭く長方形だ。
古い家であることもあって、設計施工ができる構造がわかっている会社に家全体を見てもらってリフォームの見積もりを出してもらう必要があると思っていた。地震に耐えるのか、どの程度家をもたせることができるのか、そこをしっかりと見なければならない。それに、リフォームしたとしても長い期間はこの古い家に住むつもりはない。子どもたちが小さい間だけだ。遠からず建て替える。アウトレット建材が安く手に入ることをかあちゃんは知っていた。このリフォームでは、できればそういうものを使いたい。床材などは、子どもたちが小さいうちはズタズタにしてしまう。それを禁止したくもない。子どもたちと一緒に好みの建材を探すのも宝探しみたいで楽しそうだ。

見積りの当日、特に痛んでいる場所の壁を、不動産会社の方で一部はずしていた。それまで見ることのできなかった壁の中の柱を見ることができた。痛みが激しい。雨漏りがあるとのことだったけれど、雨漏りにもいろいろある。雨漏りで痛んだ壁と柱だとのことだけれど、これはちょっと難しいのではないかと思う。柱がしっかりしていればなんとかなるかもしれないけれど。

まずはN社が見積りに来る。N社はリフォーム会社というよりは設計施工の会社だ。事務方の人と一緒に大工さんも一緒に見ている。痛んだ部分の柱や壁を直して屋根を修復するとのこと。床材は貼り替える。キッチンは替える。畳は替える。そんなかんじで必要なところを直すとのこと。直す個所のピックアップを図面に書いてくれていた。こちらが書いた要望の図面も見ている。おおよその工期もその場にいる大工さんと相談してすぐに出る。概算も口頭でざっと出た。

次にT社が来る。ホームプロ経由で来てもらったところだ。営業の人だけのようだ。「アウトレットリフォームってなんですか?」と聞いてくる。リフォーム業者なのに、知らないのだろうか? 「ウチはそういうのやってません」と言う。「とにかく外壁だ」と言って、外壁をたたいたりしている。「壁が落ちてくるからサイディングして…」と、こちらが要望していないことを言う。屋根も新しいものに替えると言う。あちこち進んでいってグルグルと見ている。デジカメで何箇所か撮影して言う。「こんな家子どもに良くない」「こんなリフォーム、断るところもあるかもしれない」。いやまだこっちは何も要望出してないんだけど…。

最後にE社が来る。E社はリフォーム会社だけれど、別会社で建築もしている。アウトレット建材も扱っている。社長のSさんと、もうひとり女性の社員の方。まず、タオルとお箸を手土産にいただく。特に痛んでいる部分を見てもらう。体を乗り出してつぶさに見て「これは雨漏りだけじゃないですね。シロアリだなぁ」と言う。かあちゃんも、雨漏りにしては痛みがひどいと思っていた。シロアリにやられてしまうと、家としては、もう厳しいものになる。古い家には多いことだ。他にもひととおり見てもらう。女性の方が、ひとつひとつを細かく書きとめながらデジカメで撮っている。屋根も見てもらう。窓をさっとはずして体を乗り出して自分の目で屋根を見ているS社長。屋根は葺き替えだけではなく、形を変えて付け直す必要があると言う。壁は構造を考えて作り直すと言う。家全体をひととおり見て、最後に。「古い家はこれからどんどんお金がかかっていきます。子どもたちに負の資産を残すことになります」。「でも、家は人生をかけるものですから。直します」。

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